世間の喧騒から解放され、自分自身と向き合うご褒美タイム。控えめに言って最高の時間を共有。
目次
ファミリーキャンプで得られるもの
週末のキャンプ場は家族連れが多く、幸せの形がすぐ隣に感じられるとても居心地のいい空間ですよね。
自分自身も、育ち盛りの子供たちを持つ親として、親子でアウトドアを楽しんでいる光景を目の当たりにして、こちらもとても幸せな気持ちになります。子供が大きくなったら、家族でキャンプした経験が幸福感を思い出し、自然の中で生かされていることに気づくんだろうなと思っています。人や物、生き物に対して優しい気持ちが芽生えることだと思います。
智光山公園キャンプ場
今回おじキャン会場は『智光山公園キャンプ場』。埼玉県狭山市にある総合公園で東京ドーム約11個分の広大な公園内の一角。テントサイトやコテージもあり使用料金も良心的。飲み会会場としてのおじキャンには最適なキャンプ場です(笑)。
アクセスマップ
豊かな自然をそのまま生かして作られた公園敷地内には、アスレチック、こども動物園(子供入園料50円)、総合体育館、テニスコートなどもあり、家族連れでも一日楽しめる憩いの場です。
厄年おじさんのデュオキャンプ
普段から日常の家事、学校行事、習い事への送り迎えと、親としての関わり合いを大切にしている反面、どうしても自分自身の時間や、やりたいことをすることへの制約があります。
大好きな焚き火やキャンプ、お酒を嗜む機会が減っていることも感じています。
そんな中、同じ境遇の仲間と非日常を味わい、おじさんたちへのご褒美タイムを満喫してきました。気心の知れた旧知の仲間と徒然なるまま、週末のゆったりとした冬の始まりを感じることができました。
好きなもの、好きなお酒、好きなことだけに集中
普段のファミリーキャンプでは、サイトの設営、食事の準備、寝床の準備、子供のお世話や遊びなど時間があるようで何かと忙しいファミリーキャンプは、体力の低下したおじさんにはハードなことが多く、自分自身が楽しむことなんてまったくできない状態です。子供が楽しんでくれていればそれでいいんですが。。。子供が寝静まってからの束の間の焚き火時間になると、疲れがドッと押し寄せてくる。そして翌朝の撤収のことが頭によぎり疲労感が溜まってしまうのが通常です。
今回のおじキャンでは、好きなもの、好きなお酒、好きなことだけに集中して、大好きな焚き火を囲みながら、とりとめもない会話を楽しめる!たったそれだけのことだけど、最高のご褒美!!まぁ、大した料理も面白い話題も特にないんですけどね。。。40歳過ぎのおじさん2人の会話内容って、興味あります?
昔遊んでた話、毎回落ちが一緒の鉄板ネタ、体の衰え、健康診断の数値、仕事の不条理、部下との関わり合いの悩み、日本経済の不満、ローン返済の途中経過、子供の成長など。。。
女子会ならぬ、おじキャンでも内容の薄い会話がはずみ、気が付くと周りのキャンパーたちの就寝時間となり、静まり返った夜に焚き火のパチパチという心地よい奏の中、夢見心地となりました。
おじさんたちの終焉
明日への活力が漲ってきたとこで、おじさん同士お互いを寝かしつけ、翌朝最高に頭の痛い気持ちのいい朝を迎えました。
若い時から一緒に過ごしてきた、地元の仲間とのデュオキャンプは、何年たっても変わらない関係がより一層深まったと感じました。お互いのこれまでの功績(大したものはないが)を称えあい、これからの人生においてかけがえのない存在だということを改めて感じたことは、自分自身を肯定し今後の自分への期待感も膨らみました。
お酒を飲むことが目的ではないけれど、同年代の『仲間』と文字通り向き合って時間を過ごせたことは、日ごろのストレスを軽減する最大の儀式なんだと感じます。
そして帰宅するときには、決まって「今度は家族連れてきて楽しみたい」と思うのです。
自分にとって大切なものに気づくことができる、おじキャン。今後も定期的に実行していこうと思います。