富士山越しに見る朝陽は絶景!!太陽の偉大さを改めて実感する。誰もが見とれてしまう静かな時間。ふもとっぱらキャンプ場は、富士山に面していて、どこからでも富士山超しの朝陽が拝める。
季節によっては富士山の頂上から朝陽が顔を出す『ダイヤモンド富士』が見られる絶景スポット。日の出の時間を確認し、早起き必須、朝は結構寒かった。
目次
キャンパーの聖地でソロキャンプ
ファミリーキャンプでは、手のかかる子供たちと、虫やトイレなどの不安要素を気にする妻がいるため、なるべく高規格なキャンプ場を選んでいましたが、この度日頃の家族への献身的な行動が評価され(笑)、一人時間ができたので、初めてのソロキャンプに行きました。
ゆるキャン△や全国のキャンパーに人気で、キャンパーの聖地ふもとっぱらキャンプ場で、ソロキャンデビューいたしました。
アクセスマップ
ふもっとぱらキャンプ場の、最大の魅力は何といってもその名の通り『富士山のふもと』で(※富士山の対岸にある毛無山のふもとの原っぱが正解)、キャンプ場内から見える富士山が、目の前にそびえたっているような景色がどこからでも見えるところです。まさに日本一の富士山を眺めるのに適した地形。
キャンプ場のコンセプトは、「すべての人に自然の中の生活を」で、自然の恵みを力に変えるパワースポットであることに間違いありません。
天気のいい日に都内から小さく見える富士山でさえ、「きれいだなぁ~」と感じてしまうのに、実際に近くで見る富士山は想像以上に迫力がありました。(写真では伝わらないのが残念。)
過ごし方は自由自在
場内のサイトはフリーサイトで、どこに車を止めても、どこにテントを張ってもOK!ふもとっぱらデビューの管理人には、広すぎてどこにテントを張ればいいのか迷ってしまいました。
人気のエリアは、昨年改装したばかりのきれいな草原中央トイレ周辺(特に『N』エリア)ですが、それなりに混雑していました。現在コロナ渦のため通常の3分の1の入場制限をしているため、目立った混雑はありませんが、一人でゆったりプライベート空間を満喫したかったので、少し離れた『F』エリアに陣取りました。
周りにあまり人がいないところ、トイレに遠すぎず、水場も近くで、富士山がよく見えるところ。。。ちょっとお隣にいたグループキャンパーが気になりましたが、間に車を止めて目隠ししたら気にならなくなり、最高のプライベート空間が出来上がりました。
【ここをキャンプ地とする!!!!】
夜は漆黒の世界 寝床と灯りの準備はお早めに
キャンプ場に着いたのはお昼過でしたが、この日は天気が良く常に富士山の山頂が見えていました。山の天気は変わりやすいのと、風の影響で雲がかかってしまうことが多々あるようです。
太陽の傾きにつられて、夕日にピンク色に染まる富士山がとてもきれいでした。
夕陽が沈むと、いきなり暗黒の時間がやってきました。もともと周りには何もない場所なので、他のキャンパーの焚火やライトの灯りと、遠くのトイレの灯りしかなく、テント内のレイアウトや寝床の準備が遅れてしまったなぁと思いました。まぁ、寝床の準備と灯りの早めの準備はキャンプの鉄則ですよね。
やっぱり富士山の力は偉大
日の出の時間をチェックして、絶対に寝過ごさないように目覚ましセットして、朝飲むコーヒーを用意して。寒くて眠れないのかと思っていましたが、一人時間を満喫してお酒もおいしくいただけたので、ぐっすりと眠りにつくことができました。パップテントって意外に中は温かいもんなんですね。朝起きて、テントから出たら急に寒かったですが(笑)
周りがだんだんと明るくなって、後ろの毛無山に太陽が射して、でもまだこちらには朝陽は届かない、という状態が1時間くらい。朝の冷え込みの中、飲んだコーヒーがとてもおいしく感じました。
いよいよ朝陽が富士山の後ろから顔を出し、鮮やかな陽の光が差し込んできました。その瞬間、一気に周りが明るくなり、一気に暖かくなりました。
「これだ!これを味わいにここに来たんだ。」
なんて太陽ってすごいんだろう。すべてのものを包み込むってこういうことなのか。
朝陽を見ることなんて何十年もなかったし、こうやって毎日朝を迎えていることすら忘れてしまっていました。朝陽の偉大さと富士山から受けるパワーを一身に受け、感動に浸っていました。周りのキャンパーも早朝にも関わらず多くの人がテントの外にいました。
聖地といわれる所以
朝陽の偉大さと富士山の圧倒的なパワーを、広大な敷地内を自由なスタイルで過ごすことできるふもっとぱらキャンプ場。大自然の中で自然とともに寝起きする、現代において忘れていたものを思い出させてくれる、癒しのパワースポットでした。まさに『聖地』。次はダイヤモンド富士の時期に行ってみたいと思います。